エジプトのAIアシスタントサービス「Elves」がシード期で200万米ドルの資金調達
エジプトのAIスタートアップであるElvesは、アラブ首長国連邦のEmaar、the Kauffman Fellows Syndicate、ドバイのエンジェル投資家、米国からの多数のエンジェルを含む投資家からシードラウンドで200万米ドルの資金調達を実施した。
Elvesは、米マイクロソフトと米CrowdFlowerによって昨年発表された「human in the loop(人間参加型の機械学習)」手法を使用した、AIアシスタントプラットフォームである。ユーザーはチャットベースでElvesに話しかけることができ、ユーザーが話した内容に返信してくれる。例えば、ドバイ行きの航空券を探してほしいと言えば、ドバイ行きの航空券を探してくれて、提案してくれる。
ElvesのCEOであるカリム氏は現地メディアに次のように述べている。
「私たちの目標は、このサービスにできる限り多くのトラフィックを集め、機械学習させること。そしてサービスをさらに成長させるために優秀なエンジニアを雇うことです。私たちはすでに数百万人にサービスを提供する準備ができています。」
シード資金は、世界中のElvesのサービスを展開するために使用する。ただ、市場に展開するだけでなく、Elvesのコア機能を強化するためにも使用するとのことだ。