ケニアで不動産向けに物件管理プラットフォームを提供する「Kodisher」

5月 24, 2018注目スタートアップケニア,不動産

ケニアのスタートアップであるKodisherは、土地オーナーや不動産代理店などが賃貸物件に関連する情報、取引、データを管理できるようにする独自の物件管理プラットフォームを提供している。

Kodisherが提供する物件管理プラットフォームはそれぞれの不動産会社が行っている借主への請求書、領収書の発行、延滞の通知、1か月毎の家賃の通知といった手続きを自動化する。

また、取り扱っているすべての物件の管理、稼働状況、収益管理を一つのプラットフォーム上ですべて管理することができる。

Kodisherは、顧客が管理したい物件の数に応じて手数料を徴収している。

例えば、最も安いプランだと月額10米ドルで、ユーザーは最大20の物件をプラットフォーム上で管理することができる。

顧客は月払いか年払いで支払い方法を選択することができ、年払いを選択すると月払いより格安でサービスを利用することができる。

ケニアで物件管理プラットフォームを提供するに至った背景

ケニアの不動産市場は、ほとんどの不動産会社が手作業で記録を保持し、家賃の請求や領収書の発行も毎回アナログ的に行っている背景があった。

KodisherのCEOは不動産市場において、物件の管理の複雑さ、原始的な管理方法に課題を感じ、Kodisher社を設立し、物件管理プラットフォームを提供するに至った。