ナイジェリアのインターン検索プラットフォーム「Placement」が他国展開へ
ナイジェリアのスタートアップPlacementは、大学卒業生、もしくは学部生向けのインターンシップ検索プラットフォームを提供している。1年8カ月前のサービス開始以来、プラットフォーム経由で27,000人以上にインターン先を提供し、2,000人の人がその後雇用されている。
CEOのオヤレケ氏が昨年リリースしたPlacementはサブスクリプションモデルで運営されている。大学卒業生や学部生は月額で利用料を支払うことでインターン先の検索、申請を行うことができる。雇用側も同様に月額で利用料を支払うことで企業情報の掲載、インターン生の採用を行うことができるようになる。
このプラットフォームのアイデアは、オヤレケ氏の経験に基づいている。
2015年、彼が大学生だった頃、大学ではインターンシップに参加することが必須であった。しかし、大学が提供するインターン先の中に自分に適したインターン先を見つけることができなかったという。彼のクラスメイトも同様に同じ問題を抱えていた。
その後、オンライン上でインターンシップ先を探してみると、アフリカ大陸以外にはかなりのインターン先があることに気づいたとオヤレケ氏は話している。この経験から、インターンと雇用者を橋渡しするサービスとして「Placement」を創業した。
現在Placementは2年足らずで冒頭に述べた27000人以上にインターン先をアレンジしている。このままいくと前年比300%の成長となる。この成長の勢いをそのままに他のアフリカ諸国にもサービス展開を検討している。