Eコマースプラットフォームを提供する「cartehub」

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ナイジェリアのスタートアップCartehubは、マルチEコマースプラットフォームをリリースした。これにより、JumiaやKongaといったEコマース企業と競合することになる。

ラゴスに拠点を置くCarteHubは、今年8月にベータ版をリリースした。食品、農産物、ファッション・アート、ランドリーの4つのカテゴリーをから選ぶことができるEコマースプラットフォームだ。

このサービスにより、Eコマースサイトを構築したい人は、独自のURLで簡単にオンラインストアを持つことができる。面白い点としては、商品の掲載や配送はすべてCarteHubが行うところにある。

「配送プロセスを強化するため、Merchant-Near-Youシステムを採用しています。これにより、ユーザー(買い物を行う人)から拠点が近い順にそれぞれのEコマースプラットフォームがリストアップされ、配送コストを削減することができるような仕組みになっています。また、私たちは、すべての処理を代行する代わりに、商品の注文ごとに10%の手数料を頂いています。」とCarteHubのビジネス開発担当者のTobi Ogunwande氏が話している。

Ogunwande氏は、Eコマースという広い意味での競争相手がKongaとJumiaであると認識しているが、当サービスはEコマースという大きなくくりの中でもニッチなサービスであると考えている。

「我々は、最高の品質の商品をお手頃な価格で顧客に提供したいと考えています。そのため、我々のプラットフォームを利用いただく顧客には、他のプラットフォーム上の商品と比べて、同じか、高い品質の商品で、それらをお手頃な価格で販売することを条件として理解いただいた顧客と取引を行っています。そのため、顧客にとってはサービスを開始するために時間が掛かることになりますが、こららは商品の品質を妥協することのないようにするためなのです。」と現地メディアに話している。