ナイジェリアのスタートアップAlosabがオンライン不動産プラットフォームをリリース

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ナイジェリアのスタートアップであるAlosabは、ユーザーが賃貸物件を見つけて、オンライン上で物件を確保できるオンデマンドの物件レンタルプラットフォームをリリースした。

アフリカ内において、オンライン不動産プラットフォームを展開するサービスは多く出てきている。
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2017年9月に開始されたAlosabは、賃貸物件を借りる際にナイジェリア人が直面するある問題の解決に取り組むことを目指している。

Alosabの創設者兼最高経営責任者(CEO)のスティーブン・オロフ氏は、「ナイジェリアの有名な不動産会社との個人的な経験が、この問題に立ち向かうための思いを駆り立てた」と話している。

「私が不動産のウェブサイトを見て、私の好みのアパートを選んだ後、内見と支払いの手続きを進めようとしていたとき、すでに選択していたアパートは他の人によって借りられていたことに気づきました。この経験は決して心地よいものではありませんでした。結局私は歩いて自分自身で物件を探さなくてはならなかったのです。」

Alosabが提供するサービス

Alosabは、人々が同じ目に合うことなく、オンライン上で賃貸物件を探すことができるプラットフォームを目指している。ユーザーは自分の目的に合わせてオンライン上で賃貸物件を探すことができる。

シェアハウス用、飲食店用、オフィス用の物件など、カテゴリーやシーンに合わせて物件をオンライン上で探すことができる。

ユーザーはプラットフォーム上でリクエストを行い、利用可能な物件かどうか照合する。 その後、48時間以内に物件の確保ができる。もちろん内見をした後で決めることもできるし、内見せずとも物件のレンタル契約を済ませることができる。

現在、Alosabは毎月300人以上のユーザーを抱えており、資金調達を検討している。

ナイジェリアでの市場シェアを獲得できた後、ガーナやサハラ以南の国への進出も計画している。