南アフリカ発、WEBサイトのテスト/検証サービスを提供する「Passmarked」
南アフリカのスタートアップであるPassmarkedは、ウェブサイトのオーナー、ユーザー、開発者それぞれにウェブサイトが正しく動作しているかをテストするためのプラットフォームを提供している。
2015年12月に、Passmarkedの非公開ベータ版が公開され、セキュリティ、互換性、コード面でウェブサイトがどの程度うまく機能しているかに関する品質スコアを提供していた。
PassmarkedのサービスではWebサイトは、セキュリティ、互換性、SEO、パフォーマンスの4つの基準にそってテストされる。テストが実行されると、システムは数分で詳細なレポートを作成し、修正案の提案とともにエラー箇所を詳細に教えてくれる。
このプラットフォームは、先週、ProductHunt(WEBサービスやアプリのキュレーションサイト。投稿機能もある。)に投稿しており、世界中の人から640以上の投票を受けていた。
「我々は、現在知られているWEB標準とWEBサイトにとっての最適なコーディング情報を一つのサービスに集約することができました。また、それらを世界中の人が簡単に利用できるようにしました。」とCEOのMark McChleryは述べている。
現在、Passmarkedはいくつかの新機能のサービスを提供している。新機能では、LighthouseによるPWAの統合、DNSサーバーのセキュリティチェックを行うことができる。
以前、Passmarkedはすでに出来上がった状態のウェブサイトのみしかテストを行えなかったのだが、ウェブサイトを構築する前の段階にテスト/検証を行うことが可能になっている。
「我々のチームは、Passmarkedプラットフォームを構築するために約4年間、献身的にサービスと向き合ってきました。その結果、WEBサイトの専門家、大企業や投資家によるフィードバックを得ることができ、それらを元に改善を行いました。ようやくサービス立ち上げの準備が整ったのです。」とMcChlery氏は最後に述べている。