医師の検索、比較、予約を可能にするプラットフォームを運営するエジプトのスタートアップVezeeta
エジプトのスタートアップであるVezeetaは、シリーズCラウンドで1200万米ドルの資金調達を実施した。Vezeetaは昨年の初めにも500万米ドルの資金調達を実施している。昨年に続いて大型の資金調達となった。
今回のラウンドでは、サウジアラビアに拠点を置くSTVがリードインベスターを務め、前回に引き続き、Silicon Badia、Vostok New Ventures、BECO Capitalが同ラウンドに参加。新たに、Crescent Enterprises Venture Capitalが加わった。
Vezeetaは今回調達した資金を活用して、引き続き海外展開に力を入れていく。
医師のオンラインブッキンサービスを提供するVezeeta
・会社名: Vezeeta
・設立年: 2012年
・創設者: Ahmed Badr氏、 Amir Barsoum氏
・調達総額: 2250万米ドル
・領域: ヘルスケア×プラットフォーム
・サービス: オンライン上での医師の検索、比較、予約サービスの提供。
・解決する課題: 病院での膨大な待ち時間。藪医者による診療による被害拡大。医師の技術力のブラックボックス。
エジプトのカイロで創業されたVezeetaは、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアの3カ国で医師の検索、比較、予約をオンライン上で行うことを可能にするプラットフォームを運営している。
現在プラットフォーム上には1万人の医師が登録されている。
Vezeetaは、同地域で300万件の予約を管理し、すでに250万人の患者にサービスを提供している。また、プラットフォーム上で収集された膨大なデータを活用して、患者や医師向けにSaasソリューションを提供している。(HP上では詳しいサービス内容は確認できない。)